Twitterでコソコソと書いたら意外と反響が良かったので、
ここにも書いておきますね。
対象は、虫捕りを始めた子や、その保護者の方。
昆虫採集は、意外と危険なんだけど、
気を付けるポイントを守れば、
自分の命や、小さな命を見つめる
大切な体験になると思います。
もうすぐ夏休みです。
全国の虫好きな子を持つ、お父さんお母さん。
昆虫等採集される際は、
以下の事に気を付けてくださいね
①長そで、長ズボン、首にタオル、必ず帽子も準備しよう。
②夜の採集は必ず、親が同伴してね。
③毒虫、熱中症対策は徹底してね。
④トラップには連絡先を必ず記入してね。
⑤無駄に殺して放置しないでね。
補足とか理由とか~
①長そで、長ズボン、首にタオル、必ず帽子を準備してね。
そしてサンダル厳禁。長靴は時として危険だから注意。
漆の木があります。毛虫が居ます。
マダニやムカデもいます。
肌の露出は、徹底的に控えてください。
首のタオルは、えりくびからマダニが入るのを防ぎます。
冷感素材のフェイスマスクや、ネックゲイターもお勧めです。
出来たら薄手の手袋、ゴム手袋もお勧め。
手で払った枝に、毛虫が付いていることが良くあります。
長靴がなぜ危険かと言うと、
長靴を履いたまま池にはまっちゃった場合、
靴に水が溜まり大変重くなります。
そのため、浮き上がることが出来なくなるんです。
だから、スニーカー。
サンダルは怪我したり、
ムカデに咬まれたりします。
やっぱり、スニーカーがお勧めです。
②夜の採集は必ず、親が同伴してね。
車の中で待っているから、と言うのはやめてね。
暗いと明かりの届く場所しか確認できません。
マムシは夜行性だったりします。
何かあったとき、速やかに救急車が呼べるか、
車で移送できるようにしてください。
それと…
夜遭遇する一番危険な生物は、人間です。
夏の夜出会う、大人の不審者は私でも怖いんです。
まぢで怖いんです。
③毒虫、熱中症対策は徹底してね。
小さな箱に、救急セットを用意。
虫よけスプレーと、ひるさがりのジョニー、
ポイズンリムーバーと、除菌ティッシュ、
ガーゼと、絆創膏。
水筒は必ず持って行く。
こまめに少しずつで良いから、水分補給。
塩タブレットと、急冷剤は必需品。
持って出かける救急セット |
少しお高いですが、
空調服もオススメです。
服に、クールスプレーかけると涼しいです。
④トラップには連絡先を必ず記入。
連絡先を記入したくないのなら、
トラップは絶対仕掛けない事。
他人の土地にトラップを仕掛けるのだから、
連絡先をかくのはあたりまえだよね。
そして、必ず回収すること。必ずだよ。
トラップだけじゃなくて、
自分の持ち物にも名前を書いておくと良いよ。
ピンセットとか懐中電灯とか、
虫捕りに夢中になっていると
置き忘れてきちゃうことがあるからね。
⑤無駄に殺して放置しない。
殺すなら持って帰って、
美しく標本にしてください。
『ザコはいらない』と言って、
殺して捨てていくオタンチンがたまにいます。
ザコは居ません。
その日その場所でそのタイミングで出会えた奇跡です。
要らないなら、元の場所にそっと戻しましょう。
それと、飼育できないほど捕まえないように。
飼育ケース買ったり、エサ買ったり、
お金が大変なことになります。
飼育できないから、手放すというのは、
無駄に殺すのと同じことです。
大人の方は、とにかく子供に見られた時、
『カッコイイ!』と思われるような行動をとってくれ。
としか言えない。
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