キイロテントウ(Kiiro koebelei)
昆虫網コウチュウ目
テントウムシ科
テントウムシ亜科
Halyziini族
Kiiro属
キイロテントウ
アブラムシは食べない
テントウムシといえばアブラムシを食べる益虫として知られているが、
キイロテントウは違う。
この虫の主食はウドンコ病菌――植物の葉に広がる白いカビである。
成虫も幼虫も、カビをせっせと食べて育つ。
見た目
体長は4〜5mm。
レモン色の小さな体に、前胸部の黒い斑点が2つ。
おなじみの丸い黒点はほぼなく、すっきりした見た目である。
小型だが丸みのある体型は、しっかりテントウムシらしい。
黄色い体は葉の上でよく目立ち、見つけたときはちょっと得をした気分になる。
分類
コウチュウ目テントウムシ科に属する在来種である。
同じテントウムシ科でも、アブラムシを食べる種、植物を食べる種、
そして菌を食べる種と、食性は大きく異なる。
キイロテントウは菌食性という少数派に属している。
どこで見つかるか
4月ごろから活動し、秋まで見られる。
カボチャ・キュウリ・バラ・サルスベリなど、
ウドンコ病が出やすい植物の葉を探すのが近道だ。
白い粉をふいた葉を見つけたら、表と裏の両面を丁寧に確認するのがコツである。
体が小さいため見落としやすいが、黄色い体は意外とよく目立つ。
在来種である
日本の在来種で、本州以南から南西諸島まで広く分布する。
外来種として話題になるのは別の種であり、
キイロテントウ自体は古くから日本の自然に根づいた益虫として知られている。
飼育について
短期間の観察飼育であれば可能である。
ウドンコ病が出た植物の葉を容器に入れると、食事の様子を観察できる。
ただし長期飼育は難しく、餌となる菌の確保が最大のハードルになる。
観察が終わったら採集地点へ戻すのが望ましい。
見分け方
同じ黄色いテントウムシでも、種類が複数存在する。
キイロテントウの特徴は、前胸背板の黒斑が2つで上翅がほぼ無紋である点だ。
体色だけで断定せず、斑点の数と位置を合わせて確認するとよい。
観察会用豆知識
「テントウムシなのに、カビを食べるんです」
この一言だけで、大人も子どもも目を丸くする。
「白い粉のある葉を探すと出会えることがある」と添えると、
観察のきっかけにもなる。
病気の葉のそばに、その病原菌を食べる小さな虫がいる。
自然の小さなバランスを感じるのに、これ以上ない入口である。
今回は、土壌生物用のサンプル土壌を入れたバケツに飛来。
今年初の昆虫の生体写真かもしれない。
なんか、良いこと起きそう。
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| 白いバケツのおかげで白バック写真 |
実際、吉兆の前触れみたいに言われることもある。
庭に、原油とか源泉、湧かないかなぁ。
庭に、原油とか源泉、湧かないかなぁ。
2020/05/03
岐阜県美濃加茂市蜂屋町上蜂屋3299−1(みのかも文化の森敷地内)
メッシュコード 5337-1041
緯度・経度 35.45525546・137.0199013
自分用メモ
