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2026年5月27日水曜日

studiolo『写真・日本クモ大図鑑』

古本で¥70,000以上するから手が出せなかったが、
今朝、こんなのを見つけてしまった。
マクロレンズのへそくりを全部使って、購入。

安くはないが安い


どんな状態の本が届くか、不安でもあるが楽しみ。

2026年4月1日水曜日

Sallot『中の人の内訳』

4月になった。
模様替えしたブログを再開することにした。
なぜ模様替えしてまで続けるのか、と問われると少々困る。
明確な理由などない。続けながら考える。それで十分だろう。

中の人について
建築関係の専門学校を出た。それだけである。
生物に関しては——人間も含めて——まるでわからない。
わからないのに、なぜか生き物を眺めるのが好きだ。
人間というのは、往々にしてそういうものだと思う。
わかっていることより、わからないことの方に引き寄せられる。

年齢については、正直に言うと、伸び代より寿命の方が短くなった。
これは事実であって、悲観でも楽観でもない。
初老の雄、一匹。伴侶に先立たれ、今は好きなことをやっている。
人間、結局そこに行き着く。好きなことをやる。それだけだ。

子供は二人いる。
上の娘が病院に勤めており、下の息子はまだ大学生だ。
子供というのは、いつの間にかそれぞれの場所へ行ってしまう。
ま、どうにかなるだろう。あぁ、なってきた。
このブログは備忘録である。
読み物として整っているかどうかは保証しない。
文章が長くなるのは仕様だ。
脳というのは、一度動き出すと勝手に走り続ける。
止め方がわからない。

自室について
片付かないのか、片付けないのか。
自分でもよくわからない。
ただ、いつも散らかっている、という事実だけは動かない。

都市でも部屋でも、人間の集まるところは必ず雑然とする。
エントロピーの法則とはよく言ったもので、ほうっておけば乱雑さは増す一方だ。
つまり私の部屋は、宇宙の摂理に従っているだけだ——という言い訳を、
一応用意してある。

顕微鏡エリア

左はコピースタンドと一眼レフ


普段は顕微鏡を二台出している。
生物顕微鏡はCH20という中古で¥12,000、
実体顕微鏡はVB452で¥4,500だ。
どちらも中古である。
新品を買う理由が、よくわからない。
中古で十分に見える。見えてしまう。
人間の目というのは、案外正直なものだ。

印刷エリア

片付かない


写真を撮り、観察会の小冊子も作る。
生意気だとは思う。ただ、作ってしまう。
人間、手を動かすのをやめられない生き物なのだろう。
足りているのか足りていないのかよくわからない機材で、どうにか足りている。

本棚
図鑑等


本棚を見せる行為は、自信の裸体を晒すより恥ずかしい。
脳の中を晒しているような感じだ。
読み物とか写真集とか


PCも今ではすべて中古だ。
使い倒すのが、一番の敬意ではないか。
新品のまま飾っておくより、よほど物の本望にかなう気がする。

こんな部屋の、こんな人間のブログだ。
よろしければ、おつきあいいただきたい。

追記
左がM・Katera 右がErnst Leitz Wetzlar


古い顕微鏡が好きで、集めていたりする。
今では価格が高騰して、3倍くらいの値段になってしまった。

2026年3月14日土曜日

Scriptorium『調査・観察』

ブログというものを、三つの部屋に分けることにした。

一つ目の部屋は、
屋外に出て生物を観察して、その報告書をまとめた部屋にしたい旨を、
Aiに入力してみる。

フィールド観察+報告書の部屋
ずばりこれです:
Scriptorium(スクリプトリウム)
ラテン語で「書き記す部屋」。
中世の修道士たちが観察・記録・写本作成をした場所で、
知的作業の集大成を生む部屋という意味合いを持ちます。


フィールドに出る、というのは、つまり「都市」から抜け出すことである。
現代人はどうも、四角い箱の中に閉じこもって、
四角い画面ばかり眺めている。
それで世界を知った気になっている。
しかし本物の世界は、外にある。
足を運ばなければ、何も始まらない。
探す。見つける。そして体が動く。心も動く。

理想形


私はツシマトリノフンダマシを見つけたとき、小躍りした。
 熱中症になりかけていたというのに、そんなことはどうでもよかった。
あの興奮は、携帯端末の画面の前では絶対に味わえない。
マジでこうなる


一度知ってしまうと、もう戻れない。
脳というのは正直なもので、快感を覚えた行動をまた繰り返そうとする。
だから人間は懲りずに外へ出る。
それで十分ではないか。理屈などいらない。

Salotto『このブログの模様替え』

このブログを、模様替えしようと思い、
ブログの名前というものを、AIに聞いてみた。
ClaudeというAIだ。
まあ、AIに名前をつけてもらうというのも妙な話だが、
人間だって子供の名前を占い師に頼む時代だから、さして変わるまい。

1.Lo Scriptorium di Maco  フィールドレポート、主に屋外調査。
2.Lo Studiolo di Maco    標本、記録、主に屋内のオタ事。
3.Il Salotto di Maco     考察、語らい、主に交流、雑談。
これら3つをまとめると、

Musaeum(ムサエウム)

古代アレクサンドリアの大図書館に併設された知の殿堂の名前で、
現代の「Museum(博物館)」の語源そのもの。
そしてムサエウムが何をする場所だったかというと…

自然を観察・収集する → Studiolo
知識を記録・著述する → Scriptorium
学者たちが語り合う → Salotto

返ってきた答えは、なかなか大仰なものだった。
趣旨は合っている。合っているんだが、どうも大きすぎる。
私が欲しいのはそんな広大なものじゃない。
もっと小さい。限られた、自分だけの場所のことだ。そう伝え直した。

Gabinetto(ガビネット)
イタリア語で「小さな私室・書斎」。
そして「Cabinet of Curiosities(驚異の陳列室)」のイタリア語が
まさに "Gabinetto delle curiosità"、
つまりヴンダーカンマーの正式なイタリア語名なんです。


するとAIは、またいくつか提案してきた。今度はノリノリだった。
AIというのは面白い。
叱っても怒らないし、方向を変えると素直についてくる。
人間よりよほど扱いやすい。

まさに楽園


5月から講座も始まる。
その記録も兼ねて、ここに書き続けてみようかと思っている。
理想はこんな感じ


妻はとっくにいない。
だから誰にも文句は言われない。
4月1日から始めるつもりで、まだ準備中だ。
エイプリルフールに始めるというのも、われながら気が利いている。

2025年8月4日月曜日

自宅の研究室『ベローズ撮影のシステム構築(組み立てのみ)』

拡大撮影用に、
先日EL-NIKKOR50mmf2.8(引き延ばし用レンズ)を手に入れた。
これをベローズに逆付けすると、拡大マクロが撮れる。
しかも現像用のレンズだから、歪みがほとんどない。
フィルター径はTGと同じフィルターサイズ 40.5mm。
TGから52mmのステップアップリングは、ギョロメ使う時に購入済み。
ベローズは、ニコンのPB-6購入済み。
コピースタンド、購入済み。
LEDライト購入済み。
撮影スキル、どこかに落とした。
まず、組み立てて確認する。

良き写真は矩(カネ)次第


まず水準器。
でも、柱と取付ステーが平行じゃないからあまり意味無い。
あと、精密3軸ステージも使うぞ!
同じものが、最近2.5倍の値段に跳ね上がっていて、ビビってる。
返さないけどな?
よし、部品の過不足無し


さて、試し撮りとかしようかな。
細かい調整は、お盆休みにコツコツとやっていくか。
これが問題無ければ、隣の顕微鏡ゾーンにも少し手を入れよう。
カッコイイ


いやぁもう言い逃れできないレベルになってきた…
これでピンボケ写真撮ったら、助走付けて全力で殴られそうだ。
もう遅いから寝るか。
これで盆休みに入ったとたんに稼働できるな。

2025年5月2日金曜日

自宅の研究室『恵みの雨』

今日は、朝からずっと雨。
これを利用して、自室を整理してみた。
部屋の北側は、小さな研究所仕様。

必死で片付けてコレ

安かったけど、丸椅子が便利。
クッション性も良いし、体の向きも変えやすい。
左にある本棚にも手を伸ばしやすい。
キャスターで床が傷むから、マットを敷かないとなぁ。

そして、部屋の南側を小冊子の制作、印刷、製本ができるよう、
と言うか、もう印刷して製本しているんだけど(笑)
物が多いから、何とかしないと。
紙を折るジグを作ったら捗る捗る

部屋の片付けをしながら、
古いWin10のPCのデータをHDにコピーしながら、
観察会の小冊子を印刷しながら、
と言うマルチタスクをこなしながら、
ようやく晩飯前に、データの移行以外、
終えることが出来た。
下の子が大学に入って、いつかは整理しないとと思って1年。
準備がようやく整った。
オラ ワクワクシテキタゾ

ある意味、恵みの雨になってくれた。

2023年11月18日土曜日

自宅の研究室『スマホ用マクロレンズでひっつきむしを見る』

観察グループ内で静かなブームの100均マクロ。
手元にある、ビーパル付録マクロレンズを使って、
服にくっついてきたアレを観察。
別名ドラえもんマクロ

このマクロレンズを取り付けたいがために、
レンズが一個のスマホに拘ってる。
いや、ごめん、うそ。
実は顕微鏡レンズもあって、それを取り付けるのに
レンズ一個じゃないとダメだったりする。

それで、服についてたセンダングサなんて観察してみる。
角4本だから、普通のセンダングサで良いと思う。
カエシがあるのが判る

取りにくいのも判るな、これ。
拡大すると凶悪な代物に見える(笑)
このカエシがかなり丈夫で、簡単にもげたりしない。
こんなに小さいのに、耐荷重でかすぎ。

靴下に付いてた、ヌスビトハギを見てみる。
泥棒の忍び足の足跡に似てるから、この名前だそう。
細かい毛がかぎ状に

触った感じ、粘り気が感じたけど、
表面の細かい毛がかぎ状になってるから、そんな感じがするのかもしれない。

そしてよく似た名前のアレチヌスビトハギ。
もう、どこでもくっついてくるやつ。
それも房でくっついてくるやつ。
これも細かい毛がかぎ状

最近、観察会とかに行くようになったせいか、
自宅の駐車場にセンダングサや、アレチヌスビトハギが生えて来た。
まんまと植物に利用されている。
そのうち、チヂミザサも生えてくるんだろうなぁ。
突き刺さる系

草取りが大変になりそう…

2022年9月3日土曜日

自宅の研究室『ツルグレン装置の購入』

今まで、ペットボトルで自作していたが、
熱に非常に弱いため、火災が心配。
多少耐えられそうな装置を購入することにした。

ペットボトルよりはましか…










涼しくなったら、土壌掬いに行こう。


2022年4月9日土曜日

Studiolo『土壌生物』

試し撮りしたいから、
先日取ってきたサンプル土壌を、
お気軽手作りツルグレンで。
発熱する高輝度LEDぶら下げてみた。
上手く行けば、
お仕事しながらやれるな。
顕微鏡で覗く小宇宙


見てわかるように、うちのツルグレン装置は、 ペットボトルと、百均の灰汁掬いを使った簡単なもの。 これで、土壌の微細な生物に出会えるのだから、 たいしたものよ。

Studiolo『のんびりツルグレン』

ツルグレン装置で土壌動物を観察する

ダニやトビムシ、ヤスデ、クモなど、これらを「土壌動物」と呼ぶ。
土壌動物は落ち葉や有機物を分解し、
土を豊かにする重要な役割を担っている。
これらを効率よく採集・観察するための「ツルグレン装置」について紹介したい。

ツルグレン装置とは
「乾燥・熱」を嫌う性質を利用した採集装置である。
基本的な構造はシンプルで、上部から光や熱を当て、
下部に採集用の容器を置くというものだ。
土壌動物は刺激を避けて下方向へ移動し、
最終的に下の容器に落下して集まる仕組みになっている。

準備するもの
ロート(漏斗)またはふるい
金網やメッシュ(土を支えるため)電球などの光源
採集する土壌サンプル
受け皿(エタノールや水を入れる)

手順
土壌サンプルの採取
林床や落ち葉の下など、土壌動物が多く生息する場所から土を採取する。
表層から数センチ程度の深さまでがよい。
装置の組み立て
ロートの中に金網を敷き、その上に採取した土を置く。
ロートの下には、エタノールなどを入れた受け皿を設置する。
光と熱を当てる
装置の上部から電球で光と熱を当てる。
土壌動物は乾燥や熱を避けて下へ移動し始める。
時間をおいて観察
半日から1日程度放置すると、土壌動物が下の容器に落下してくる。
これを顕微鏡やルーペで観察する。
気を付けるポイント
まず、光源の強さには注意が必要だ。
あまりに強い光や熱だと、土壌動物が死んでしまい、
自然な動きを観察できなくなる。
適度な強さに調整することが大切である。
次に、土の量も重要である。
多すぎると下まで光や熱が届かず、動物が移動しにくくなる。
薄く広げるのが基本だ。
また、採取した土はできるだけ早く装置にセットすること。
時間が経つと土壌動物が死んでしまったり、
移動してしまったりする可能性があるためだ。
最後に、観察後の生き物の扱いにも配慮したい。
なるべく元の場所に戻すなど、自然環境への影響を最小限にする姿勢が望ましい。
まとめ
ツルグレン装置を使うことで、
普段は見えない土の中の生態系を実際に観察することができる。
小さな生き物たちが土を作り、森や畑の環境を支えていることを実感できるはずだ。
ぜひ自分の身近な場所の土を採取し、どんな生き物が暮らしているか調べてみてほしい。

パソコン作業の傍ら、自作ツルグレン装置で地中の生き物を取り出す。
作業後に顕微鏡で観察して撮影。
土の中には、肉眼では気づかないほど多くの小さな生き物が暮らしている。
トビムシかなぁ?


光を工夫して、もう少し立体的に撮りたい。
しばらく、試行錯誤だな。