コメツブツメクサ(Trifolium dubium)
マメ目
マメ科
シャジクソウ属
コメツブツメクサ
『お米を食べましょう』
コメツブツメクサ(米粒詰草)はマメ科の植物で,
ヨーロッパや西アジア原産の帰化植物.
窒素固定能力があり,土壌を良くする働きがあり,
農地や芝生の雑草抑制にも役立つ植物.
花は黄色く小さくて愛らしく,花言葉は「お米を食べましょう」や「小さな恋人」
名前の由来が船便の緩衝材として使われた「詰草」から来ている.
アレロパシー効果で特定の雑草(キク科など)の生育を抑える性質がある.
また,その花びらには抗酸化作用のあるアントシアニンが含まれている.
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小さい 本当に小さい |
コメツブツメクサはマメ科シャジクソウ属の一年草で,
ヨーロッパや西アジア原産の帰化植物.
日本には明治時代後期に渡来し,全国に広く分布.
ヨーロッパや西アジア原産の帰化植物.
日本には明治時代後期に渡来し,全国に広く分布.
草丈は10〜40cm程度,株元から盛んに枝分かれし,地面に這うように成長する.
多数の株が密集して,緑の絨毯状に広がることがある.
多数の株が密集して,緑の絨毯状に広がることがある.
葉は三出複葉で,小さな葉が3枚(クローバーの形)で構成され,
小葉の先はくぼむ形をしている.四つ葉のクローバーも稀に見られる.
小葉の先はくぼむ形をしている.四つ葉のクローバーも稀に見られる.
花は春から夏(5月〜7月)にかけて開花し,
直径約1cmの黄色い蝶形花が数個から20個程度丸く集まって咲く.
この花の集合が米粒のように見えることから
「コメツブツメクサ」という名前がいた.
直径約1cmの黄色い蝶形花が数個から20個程度丸く集まって咲く.
この花の集合が米粒のように見えることから
「コメツブツメクサ」という名前がいた.
受粉後も花弁は残り,その中に豆果(果実)が包まれて成熟.
果実は成熟すると割れて小さな種子を落とす.
果実は成熟すると割れて小さな種子を落とす.
日当たりが良く乾燥した場所を好み,道端や河川敷,芝地,荒れ地など幅広い環境で育つ.
耐寒性もあり,日本の四季の中で春から秋までよく成長する.
耐寒性もあり,日本の四季の中で春から秋までよく成長する.
根粒菌と共生しているため,空気中の窒素を固定して土壌改良にも貢献する.
草丈や枝分かれの仕方,花の付き方などが,
近縁種のヤハズソウと異なるため,見分けるポイントになる.
食用としては,花はほんのり甘いプチプチした食感があり,サラダなど生で食べられ,
葉は火を通すと豆の風味がして料理に使いやすいとされる.
安全に食べられるが,特に大量摂取は避ける方が望ましい.
近縁種のヤハズソウと異なるため,見分けるポイントになる.
食用としては,花はほんのり甘いプチプチした食感があり,サラダなど生で食べられ,
葉は火を通すと豆の風味がして料理に使いやすいとされる.
安全に食べられるが,特に大量摂取は避ける方が望ましい.
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