クモ基本60
買ったよ…
![]() |
値段の割に薄かった |
MITORIZUの実験室【▽は小盾板】 MITORIZUで詳しく書かなかったことを中心に記録する予定。 観察・観測ZINEのリンク先にしようかと画策中 地図データはGeocode Viewer(https://www.geosense.co.jp/map/tool/geoconverter.php)使用
拡大撮影用に、
先日EL-NIKKOR50mmf2.8(引き延ばし用レンズ)を手に入れた。
これをベローズに逆付けすると、拡大マクロが撮れる。
しかも現像用のレンズだから、歪みがほとんどない。
フィルター径はTGと同じフィルターサイズ 40.5mm。
TGから52mmのステップアップリングは、ギョロメ使う時に購入済み。
ベローズは、ニコンのPB-6購入済み。
コピースタンド、購入済み。
LEDライト購入済み。
撮影スキル、どこかに落とした。
まず、組み立てて確認する。
![]() |
良き写真は矩(カネ)次第 |
![]() |
よし、部品の過不足無し |
![]() |
カッコイイ |
ニホンヒメグモ(Parasteatoda japonica)
クモ網
クモ目
ヒメグモ科
オオヒメグモ属
ヒメグモ
ヒメグモと言うと,このヒメグモ科の総称でもあるので,
最近はニホンヒメグモと呼ぶ人が多くなってる.
雌は体長4-5mm,頭部の幅が狭い.
腹部が丸くて,足はきゃしゃで長い.
全体にオレンジ色で,中央の黒い斑紋を挟むように白い帯が前後に走り,
脚が黒くて,取り敢えずかわいい.
落ち葉を運んできてぶら下げて,
それを笠状に丸めて住処にする.
周りを立体網で囲って生活してるんだけど,
とにかくかわいい.
![]() |
お住いの全景 |
![]() |
そのオレンジの球体が彼女 |
![]() |
卵と一緒に暮らしてる |
スズミグモ(Cyrtophora moluccensis)
クモ網
クモ目
コガネグモ科
スズミグモ属
スズミグモ
観察会の最中,完全にグロッキーな状態で見つけた.
公園内で,スズメバチの殺虫剤撒いたと聞いたから,
それにまきこまれたのかもしれない.
メスの体長は14~23mm程度,オスは3~5mm程度.
体色の詳細は資料によって異なり,
手持ちの図鑑は黄色だったので,同定に難儀した.
幸い、科博のPDFと同じ体色だったため,同定できた.
雌の腹部は卵形で丸々としている.
前方がやや幅広く、その背面前の方に一対の円錐形の突起がある.
この突起より前の部分は色が薄く,突起以後の部分は濃く色づき,
その中に白い部分が複雑な模様となって入り込む.
湿った暗所を好む.
石垣のすき間,崖地,洞窟の壁面の凹みなどに不規則な網を張る習性があり,
『涼みグモ』が名前の由来と思われていることもあるが,
『巣住みグモ』が由来とのこと。
『涼みグモ』の方が愛らしいのにもったいない.
北上しつつ分布が広がっており,東京都内でも近年記録があるなど,
生息域は拡大傾向にある,南方系のクモだが,
その一方で,生息環境が温帯林の笹原や湿った暗所に限られており,
これらの環境の減少に伴い,数を減らしている地域もある.
![]() |
久しぶりの大物 |
![]() |
方眼紙を使うよりこちらの方がよく解るので |
![]() |
あとで拡大して見られるよう腹部も |
![]() |
かっこいい、ただただかっこいい |
ハラクロコモリグモ(Lycosa coelestis)
クモ網
クモ目
コモリグモ科
コモリグモ属
ハラクロコモリグモ
博物館の親子講座の休憩時に,庭で発見.
そっと手の上にのせてみたけど逃げずにおとなしくしていた.
コモリグモは足が速くて,追いつけないことが多いのに,
こんな珍しいこともあるんだな,と.
何も容器を持って行ってなかったので,
飲んでいたペットボトルのコーヒーをすぐに空にして,
それに入れてお持ち帰り.
しばらく,自室で飼育.
餌は最近よく出るG.
すごいな,ものすごい勢いで飛びついたよ.
![]() |
同定が難しいんだよな |
![]() |
眼の配置に特徴がある |
![]() |
中・大型も良いね~ |
トライポフォビアには見せられない |
ツシマトリノフンダマシ(Paraplectana tsushimensis)
クモ網
クモ目
コガネグモ科
サカグチトリノフンダマシ属
ツシマトリノフンダマシ
もう激レア.
なぜここにいるのかわからないくらい激レア.
でも居たということは,他にもいるはず.
2024年に,隣の各務原で県内初確認,一年でここまで来たのか.
南方から少しずつ北上しているようで,
これから姿を見る機会も増えるんじゃないか,と予測.
メスは体長7mm,腹部は長さ6.2mm,幅は7.5mm.
黒い斑点を,背面中央に4個,周辺に8個もつ.
大きさも形もほぼ同じで,白い斑点をもつ,
サカグチトリノフンダマシも,激レアなので見つけたい.
背景は5mm方眼 |
先日購入したコニカルチューブのキャップの色が、
爽やかな水色だったので、
小さなお友達と、O先生用に吸虫管を作ってみた。
![]() |
カッターマットも汚れてきたなぁ |
![]() |
子供向け |
![]() |
いろいろおかしい所は無視する仕様 |
今日は、朝からずっと雨。
これを利用して、自室を整理してみた。
部屋の北側は、小さな研究所仕様。
![]() |
必死で片付けてコレ |
![]() |
紙を折るジグを作ったら捗る捗る |
![]() |
表紙 |
カグヤヒメグモ(Parastatoda culicivora)
クモ網
クモ目
ヒメグモ科
オオヒメグモ属
カグヤヒメグモ
このクモの和名は,月に因んだ学名「 lunata=ルナータ(月の)」からつけられたもの.
残念な事に,その後違う種である事が分かったため,
現在のカグヤヒメグモは「culicivora=クリキヴォラ(蚊を食べる)」という,
実に残念な学名がついている.
和名のカグヤを残した先人に感謝.
![]() |
コスモを感じるw |
![]() |
手乗り月 |