2025年7月31日木曜日

マミジロハエトリ♀

マミジロハエトリ(Evarcha albaria
クモ網
クモ目
ハエトリグモ科
マミジロハエトリ属
マミジロハエトリ

いやぁ,良い写真が撮れた.
頭部が黒く,ハチマキ上に白い毛が生えていて,
脚は褐色で節は色が濃い.
背部は淡黄色,黒灰色の細かな縦筋模様.

ネコハエトリに似てる


あちこち方向を変えながら警戒していたので,
いろんな角度から撮影ができた.
ハチマキと背中の模様が見える


オスは以前撮影済み.
写真だけは雌雄揃えられた.
捕獲しようと近づいたら,一瞬で視界から消えたのは,さすがハエトリグモ.

2025/07/27
岐阜県美濃加茂市山之上町7559番地(みのかも健康の森)
メッシュコード 5337-2002
緯度・経度 35°30'13.8"N 137°01'42.1"E

自分用メモ

2025年7月30日水曜日

シン・自然観察倶楽部『ツキイチ観察会 7月27日』

いやぁ、暑かった。
本当に暑かった。
今回は、隣の各務原から遊びに来てくれた。
HPを見たそうだから、HPも気合入れて作ってね、S先生。
うん、熱中症怖いよね。
植物を中心に、のはずが、昆虫とかクモに道を外してしまう。
いやだって、あんなクモ、初めて見たもんなぁ。

表紙



見返し



前書き



1ページ


2ページ



3ページ



4ページ



5ページ



6ページ



7ページ



8ページ



9ページ


10ページ



11ページ



後書き・案内



裏表紙


どうしてもクモの写真を多く撮影しちゃうから、
偏った内容になっちゃうんだよなぁ…
でも、植物はよく判らないしなぁ。
困った、困った、あぁ困った(棒読み)
何とか7月中に作れた。
明日、健康の森に送っておこっと。

2025年7月29日火曜日

シラヒゲハエトリ

シラヒゲハエトリ(Menemerus brachygnathus(Thorell)
クモ網
クモ目
ハエトリグモ科
シラヒゲハエトリ属
シラヒゲハエトリ
人家や人工物によくみられる.
今回は,木造のバス停の壁.
中型のハエトリグモで,オスが6~9mm,メスが8~10mm.
体の全体が毛で覆われていて,触肢の部分の毛が目立ち,ひげのように見える.
バス停にいた


観察会に来て,車から降りたところで見つけたので,
カメラの準備もできていない.
慌ててTG-5で撮影.
とにかくすばしっこいので、深度合成は不可能.
ピントも合わない.
雌雄の区別も現場ではできない.
上のとは違う個体


結局2頭確保.
雌雄揃うと良いな,と思ったけど,両方とも男の子だった.

2025/07/27
岐阜県美濃加茂市山之上町7559番地(みのかも健康の森)
メッシュコード 5337-2002
緯度・経度 35°30'01.9"N 137°01'36.7"E

自分用メモ

2025年7月28日月曜日

ニホンヒメグモ

ニホンヒメグモ(Parasteatoda japonica
クモ網
クモ目
ヒメグモ科
オオヒメグモ属
ヒメグモ

ヒメグモと言うと,このヒメグモ科の総称でもあるので,
最近はニホンヒメグモと呼ぶ人が多くなってる.
雌は体長4-5mm,頭部の幅が狭い.
腹部が丸くて,足はきゃしゃで長い.
全体にオレンジ色で,中央の黒い斑紋を挟むように白い帯が前後に走り,
脚が黒くて,取り敢えずかわいい.

落ち葉を運んできてぶら下げて,
それを笠状に丸めて住処にする.
周りを立体網で囲って生活してるんだけど,
とにかくかわいい.

お住いの全景


真ん中に見える落ち葉に卵と一緒に隠れてる.
あぁ可愛い
そのオレンジの球体が彼女


落ち葉はちゃんと糸でくっつけて,
テント状にしているところが,もうかわいい.
長くて黒い脚もおしゃれ.
卵と一緒に暮らしてる


かわいそうだけど,お持ち帰りしてじっくり観察.
小さい.本当に小さい.
背景はいつもの5mm方眼


背中の模様がまたかわいい.
このクモは特に珍しいわけでもなくて,
家の周りとかの樹の茂みを探すと,
比較的簡単に見つかる.
ちょっとセクシーw


液浸標本にさせてもらった.
かわいいので,もうニホンヒメグモはしばらく捕まえない.
ヒメはヒメなのヒメなのだ(弱虫ペダル)

2025/07/27
岐阜県美濃加茂市山之上町7559番地(みのかも健康の森)
メッシュコード 5337-2002
緯度・経度 35°30'04.3"N 137°01'38.0"E

自分用メモ

2025年7月27日日曜日

スズミグモ

スズミグモ(Cyrtophora moluccensis
クモ網
クモ目
コガネグモ科
スズミグモ属
スズミグモ

観察会の最中,完全にグロッキーな状態で見つけた.
公園内で,スズメバチの殺虫剤撒いたと聞いたから,
それにまきこまれたのかもしれない.

メスの体長は14~23mm程度,オスは3~5mm程度.
体色の詳細は資料によって異なり,
手持ちの図鑑は黄色だったので,同定に難儀した.
幸い、科博のPDFと同じ体色だったため,同定できた.
雌の腹部は卵形で丸々としている.
前方がやや幅広く、その背面前の方に一対の円錐形の突起がある.
この突起より前の部分は色が薄く,突起以後の部分は濃く色づき,
その中に白い部分が複雑な模様となって入り込む.

湿った暗所を好む.
石垣のすき間,崖地,洞窟の壁面の凹みなどに不規則な網を張る習性があり,
『涼みグモ』が名前の由来と思われていることもあるが,
『巣住みグモ』が由来とのこと。
『涼みグモ』の方が愛らしいのにもったいない.

北上しつつ分布が広がっており,東京都内でも近年記録があるなど,
生息域は拡大傾向にある,南方系のクモだが,
その一方で,生息環境が温帯林の笹原や湿った暗所に限られており,
これらの環境の減少に伴い,数を減らしている地域もある.

久しぶりの大物


久しぶりに,蜘蛛らしい蜘蛛を手に入れた気がする.
どこも欠損が無いし,良い標本になりそう.

方眼紙を使うよりこちらの方がよく解るので


もうほとんど☆になりかけてるし,
時間をかけて苦しまないよう,記録を取ったら液浸標本にしよう.
あとで拡大して見られるよう腹部も

色彩変異型なので,背中の色も撮影.
アルコールに浸けちゃうと,色が抜けることがあるからね.
かっこいい、ただただかっこいい


後日談になるけど,翌日様子も見たら,
背中から白いものがブチュブチュと出ていた.
これは何かに寄生されたのかもしれない.
と言うことは蜂の麻酔毒か.
寄生もまた,美しい自然の一つ.

2025/07/27
岐阜県美濃加茂市山之上町7559番地(みのかも健康の森)
メッシュコード 5337-2002
緯度・経度 35°30'04.5"N 137°01'36.5"E

自分用メモ

2025年7月26日土曜日

ハラクロコモリグモ

ハラクロコモリグモ(Lycosa coelestis
クモ網
クモ目
コモリグモ科
コモリグモ属
ハラクロコモリグモ

博物館の親子講座の休憩時に,庭で発見.
そっと手の上にのせてみたけど逃げずにおとなしくしていた.
コモリグモは足が速くて,追いつけないことが多いのに,
こんな珍しいこともあるんだな,と.

何も容器を持って行ってなかったので,
飲んでいたペットボトルのコーヒーをすぐに空にして,
それに入れてお持ち帰り.

しばらく,自室で飼育.
餌は最近よく出るG.
すごいな,ものすごい勢いで飛びついたよ.

同定が難しいんだよな

この手のクモはよく似た子が多くて,同定も困難.
なんとか拡大して写真を撮って,それを鮮明にして,
パープレさん(perplexity)に放り込んで,コモリグモの仲間までは追い込めた.
眼の配置に特徴がある

体色は褐色系(茶色~灰色がかった模様)
脚が長く,脚にも模様や帯(ストライプ)があり,全体的に毛が目立つ
眼は前方に大きな眼が2つ,その上に中くらいの眼2つ,その他小さい眼4つという,
特徴的な8眼配列.
体型は,扁平な体で,脚が発達していて動きが速い.
大きさは,画像の方眼紙(5mm)のサイズから,
コモリグモの仲間に多い中~大型種に該当.
中・大型も良いね~

先日,庭の草取りしていた時に確保したのもコモリグモの仲間.
逃げられちゃったけど,写真は撮っておいた.
【閲覧注意】
トライポフォビアには見せられない

背中にボツボツと見えるのが全部コグモ.
これ逃がした場所が自室なんだよな.
まだ捕まえられずにいるんだけど,どこ行っちゃったんだろう.
笑えない…

2025/07/26
岐阜県美濃加茂市蜂屋町上蜂屋3299-1(みのかも文化の森)
メッシュコード 5337-1041
緯度・経度 35°27'22.8"N 137°01'19.7"E

自分用メモ