自分用撮影メモ
まずマクロ撮影は必須.
コンパクトデジカメのマクロモードや,
一眼レフ・ミラーレスはマクロレンズ(60mm~100mm程度)を使用.
大きく撮ることが大切なので,マクロチューブなども使用すると良い.
ただし手振れしやすいので,必要に応じて三脚などの使用を検討すること.
メンドクサイは厳禁.
光の当たり方は斜光が理想で,被写体の立体感を引き立て,
影を作ることで模様や突起が際立つ.
背景はできるだけシンプルにし,被写体が浮き上がるように撮影.
被写界深度を適切に取り.体全体にピントを合わせるため絞りF8~F16を目安とする.
撮影アングルは,被写体の特徴が見やすい斜め45度程度の角度や真横からがおすすめ.
枯葉のつるされている網の中の様子も撮影すると良い.
ただしモタモタしていると逃げられるので,犠牲にしてもかまわない.
近づく際は,ミスを想定して撮影しながら静かにゆっくり接近し,
焦らず短時間で撮影すること.(後でトリミングすれば良い)
ストロボやライトはディフューザーで拡散光を使い,白飛びやテカリを避ける.
記録写真としてまずは全体像を抑え,
次に特徴的な腹部の突起や網と隠れ家の枯葉を寄りで撮影すると種の識別に役立つ.
必須の撮影カット
全体像の撮影:クモの体全体がわかるように,網や隠れ家の枯葉と一緒に写す.
生息環境とクモの位置関係を把握しやすくする.
腹部クローズアップ:特徴である腹部の丸みや糸疣の形状をしっかり撮影.
捕獲して家で顕微鏡やマクロレンズを使用して細部まで明確に写す.
網と隠れ家の撮影:枯葉をつるした網の形状や構造,隠れ家としての利用状況を撮影し,
行動の特徴を示すカットにする。
網の張り方の解説カット:枝に張った網の広がり具合や枝との位置関係がわかるよう,
斜めや横からの角度で撮影.
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そうは言っても思うようにいかないのが現実 |
被写界深度を確保するためF8~F16の絞り値を設定.
シャッタースピードは手持ちの場合は1/125秒以上推奨.
ハエトリは素早いので1/250でも遅いかもしれない.
ISO感度は低め(100~400)でノイズを抑える.
暗い場合はISO感度を上げるより,積極的にフラッシュを用いたい.
現像ソフトなどで,ノイズを除去することも考えると良い.
ピントはクモの目や腹部の特徴部分に合わせる.
マクロ撮影で被写界深度が浅いため,慎重に合焦する.
光源は自然光を利用したいが,大抵物陰や日陰にいるので,
フラッシュを用い,補助ライトやディフューザーで光を柔らかくし,影を和らげる.
撮影アングルは斜め45度や真横が特徴を捉えやすい.
背中の模様なども撮りたいので,上から俯瞰した写真も欲しい.
レンズの高さを,対象と同じ高さにすると,自然な視点になる.
撮影距離はできるだけ被写体に近づき,
マクロレンズやコンパクトカメラのマクロモードを活用すること.
手振れを抑えたいときは,息を止めるより,ゆっくり吐き出す方が手振れが少ない.
気が付いたらまた書き足すことにする.
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